情報と金、それにたいして僕らができるすべて

結局、幸福論になろうかと思いますが、情報至上主義の現在に自分ができること、自衛というか自活というか、そういうことを少しでも明確にするためには、人に見られているという前提でアウトプットすることが大切だと思って始めました。

「今の仕事を大切に扱う」ことは成功の近道か?

 僕は一つ以上の仕事を抱えている。作家として原稿を書く仕事、編集者として原稿を取りまとめる仕事、自分の会社周りのコンテンツの仕事、その他もろもろある。

 

 そして野心もある。もっといい仕事がしたい。もっと質の高い仕事がしたい、と感じている。

 

 そんな僕が情報収集をすると、仕事に関して「今の仕事を大切に」という記事がよく出てくる。そしていつもそりゃそうだと思うんだよね。実際、今の仕事の中で腐ってるヤツってかなりあるからね、それを大切にすれば、さらにいい仕事が回ってくる、って理論だよね。

 

 でもいくつかの大前提を忘れている。

 

まず

●サラリーマンとしての仕事は、自分のためではなく、ほとんどの場合、社長のためのものである。

 

●自分の今の仕事が、100%全方位的に「自分のやりたいこと」である可能性は高くない。

 

●今の仕事を確立させた後、他の人に振ることにより時間ができる。これこそが次の「質の高い仕事への源泉」となる。

 

等である。

 

 「大切に」と言っても、時間と労力とコストのバランスがある。例えば、僕の場合、毎日更新する原稿で、A41枚もので一日約2500円というものがある。これ、明らかに安いよね。そしてさらに言えば、今この原稿の元となる「経済」に関して深く突き詰めていくことに自分自身興味がないとしたら。。。これは問題というか、力を入れなくていいのだと思う。正直。

 

 逆に、僕はただで原稿を書いて発表するこのような場所の方が今の自分にとっては、本当の意味でリハビリになるような気がしている。そう、この文章は自分にとってのリハビリなのだ。